音楽制作の流れ

音楽制作

私は音楽制作もたまーに仕事でしているのですが一言で音楽制作といっても色々な段階でのプロがいます。

制作過程を記載するブログではあるんですが、なぜこのような取り組みをしたのかが近年の音楽制作について知ってもらった方がわかりやすいと思ったので今回はそのお話を少し。

目次

音楽制作のプロデューサーの仕事

実は音楽制作というと大きな括りになります。

全体像をきちんと把握しているのは音楽プロデューサーという職業の方。

作詞作曲から始まって最終的な段階のマスタリングまでを理解し、網羅しています。

売れているプロデューサーさんはエンジニアと呼ばれる人にお願いすることもありますが基本的に全ての過程の作業ができるくらいに理解をしています。

プロジェクトの中で色んな段階で自分が行ったりプロの方を雇ったりするのがプロデューサーの仕事ですね。

売れているアーティストさんだとこれからお話しする各工程はプロデューサーが入ったりご本人だったりが、仕切ってエンジニアなどと呼ばれるプロフェッショナルな人間にお願いすることも多いです。

これらが総じて音楽制作と呼ばれるわけですがこのエンジニアなども実は分野が分かれています。(正確には得意分野が分かれているという感じ)

流れを見ていきたいと思います。

作曲作詞

作曲

音楽制作における中で大元になる作業です。
アーティスト本人や、プロデューサー、プロの作詞家、作曲家が行うことも多いです。

いわゆるソングライターですね。
ただ全ての音楽制作の段階で言えることですが表に出てこない人が多いのも事実です。

別にそこを目指してない人も多いでしょう。

私が仕事で携わっているのはこの部分です。

ちなみに音楽プロデューサーがこの部分を行うことも多いです。

編曲

作曲

作詞作曲作業が終わったらそのメロディーラインにあったコード進行を考えたり曲全体の構造、流れを考えます。
この時に使用する楽器の選択なども行います。

作曲作業と同時に行われることもありますが、作曲作詞の基本ベースができたところで編曲になるイメージです。
プロデューサーによって少し違いますかね。

この部分は特にプロデューサーが行うことが多く、ソングライターとアーティストとどういう方向性にしていきたいかなどを話し合いながら行われていくことが多いです。
(アイドルグループの場合は関わらないことがほとんどですが)

レコーディング

レコーディング

作曲と編曲が終わったら実際に使う楽器を利用してスタジオで音をとります。

それがレコーディング。
ここで関わるエンジニアはレコーディングエンジニアになります。

彼らがそれぞれの楽器に適したマイクだったりレコーディングに必要な機材のすべての機器をセッティングします。

ただ、この部分は近年機材などが発達し、コロナも増えているのでPCやDTMを使って自宅などで行う人も多くなっています。

歌や楽器の一部だけスタジオとりといったところでしょうか。
それでさえも自宅という人も多くなっている印象です。

エディット

コンピング

レコーディングまで終わったらオーディオエディターを利用してコンピングと呼ばれる作業を行います。

レコーディングでそれぞれの楽器の複数のテイクをとっているのでその中で一番いい部分を切り取り繋げていく作業です。

ライブよりCD音源が完璧なのはそれによります。

楽器演奏は打ち込みでない限り人間が行うことがほとんどですので当然波があります。

そのためここの部分はこのテイクがいいがこの部分が良くないなどが出てくるのでそれらの繋ぎ合わせ一番いい状態に持っていくのがコンピングです。

ここでEQを用いてノイズのカットやそれぞれのピッチ補正などを行います。

ミキシング

ミキシング

エディットが終了したプロジェクトの全ての音が綺麗に混ざり合って聞こえるように調整していく作業がミキシングです。

ミキシングは多くはミキシングエンジニアがDAW(Digital Audio Workstation DTMがパソコンで音楽制作を行うことを指すのに対しソフトウェアの部分を指します)を使って行います。

ミキシングエンジニアは特に特化していることが多く、プロジェクト全体をブラッシュアップするためにEQをはじめ、リバーブやコンプレッション、ディレイなど様々なエフェクトツールを使用して行います。

この過程でかなり音楽が変わるといっても過言でないと思います。

マスタリング

マスタリング

ミキシングで出来上がった音をマスタリングエンジニアが行います。

最近はアーティスト自身が行うことも多いと思います。それこそ自宅で。

ミキシングで出来上がっている音を基本にしながら音に深みを出すために音圧をそれぞれのリリース用に(CDや配信など)標準まで引き上げる作業になります。

ジャンルに合わせた音にすると同時に、アルバム制作などの場合は全体のタイム間やアルバム全体でのバランスを取るのもここで行います。

音楽制作のまとめ

ここまで来てようやく配信となるわけですがこの配信にもMVがあればそこでまた色々と変わってきたり、ライブであればライブ音源に変わったりとまあ音楽制作に関わる裏方の人間は多数に及ぶわけです。

で、

今回私がやろうとしているのは基本これらを全て歌い手までも1人で行おうと。
さらにはホームページから配信用動画制作まで。

それも手に入りやすい機材でどこまでできるのか

という実験的なことをしようと思っています。

理由は前回のブログでお伝えした通りです。

補足すると音楽が簡単に作れる時代になってて、その辺のもので結構作れる表現の幅が広がっているんですがなかなかそこまでわからないことが多いよねと思って。

次世代が何か楽しめればと思い、ホームページ名もオトのカケラに変更しました。

(2024/04/11追記)

前回のブログはこちら→やりたいと思っていることと現在の進行状況

さてどこまで行けるのか。

がんばります!

1月28日 2:22 haru264

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この記事を書いた人

1人でアート活動をするちょっと変わっている人

好きなもの:コーヒー,apple
尊敬している人:スティーブ・ジョブズ、ガンジー
嫌いなもの:戦争

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